【本山より】お煤払いが行われました。
みなさんこんにちは。
長らく雪やみぞれの降る日が続いていましたが、月曜から晴れたお陰で道路の雪も大分融けたように思います。
さて、去る12月20日に京都の本山において「お煤払い」が行われました。
1000枚以上ある阿弥陀堂と御影堂の畳を竹の棒で叩き、舞い上がった煤や埃を大きな団扇で外へ追い出す様子はニュースでご覧になった方も多いのではないでしょうか。
私も本山の職員として、5年間お煤払いに携わらせて頂きました。
2か月前からタイムスケジュールの作成、関係各所との打ち合わせをして、本番では掃除道具を運び、「あっちが人足りないんで加勢お願いしまーす!」と叫び、数百枚の雑巾を洗って絞る…
当時はしんどくて、前夜お煤払いの夢にうなされたこともありましたが、毎年数万人の方が親鸞聖人に会いに来られる「真宗門徒の家」を、自分達で綺麗にしようという熱意を持った多くのご門徒さんとお会い出来たことは、得難い体験でした。
今年はコロナウイルス対策のために竹棒で叩く作業は中止したそうですが、例年通りお煤払いが出来て安心しました。
毎年お煤払いの際には、境内の「同朋会館」に宿泊して、親鸞聖人の教えに触れながらお煤払いに参加する「真宗本廟お煤払い奉仕団」を募集しています。
興味のある方は同朋会館(075-371-9185)にお問い合わせください。